フッ化物配合歯磨剤の正しい使い方について | 予防治療/小児矯正・矯正歯科をお探しなら | 宇都宮市中岡本の長谷川みらい歯科・矯正歯科

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フッ化物配合歯磨剤の正しい使い方について

こんにちは!長谷川みらい歯科・矯正歯科
歯科衛生士の大山です。

皆さま、寒い毎日をいかがお過ごしでしょうか?
私は結構冬が苦手なのですが、今年は防寒グッズをたくさん購入して、例年よりは快適に過ごせております。
オススメは湯たんぽです!!
寝る時に足元に入れて置くと眠りの質が良くなったように感じます。ぜひお試しください^^

今回は、フッ化物についてお話ししてみようと思います。

歯科医院で塗布するフッ化物歯面塗布や歯磨き粉に含まれるフッ化ナトリウムには、むし歯の原因菌の働きを弱め、歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進し、歯の表面を強化してむし歯になりにくくする働きがあります。

フッ化物入り歯磨き粉でしっかり磨けば虫歯は出来ない…
そう思っていませんか?

実は虫歯予防にとっても効果的な使い方があります。
ぜひやってみてくださいね。

大切なポイントは3つです!

①フッ化物高濃度配合の歯磨き粉を適量使う

歯が生えてから2歳まで・・・900〜1000ppmのものを米粒程度を使用

3歳〜5歳・・・900〜1000ppmのものをグリンピース粒程度

6歳以上・・・1400〜1500ppmの物を1.5㎝〜2㎝

②お口の中にとどまらせる

ハミガキしたあと何度も口の中をすすいでしまうと、口の中に残るフッ化物の量が少なくなってしまいます。
そこで、歯磨き後は5~15ml(片手で一杯)の少ない水で1回だけすすぐことをおすすめします。また歯磨き後は1~2時間は飲食を控えるとさらに効果的です。

③1日2回フッ化物配合歯磨剤を使う

フッ化物配合歯磨剤を1日に1回だけ使う人より2回使う人の方が虫歯の発生率が低いです。(2回と3回ではほとんど変わりません。)

この事から1日2回はフッ化物配合歯磨剤で歯を磨くことが理想的です。

今回は、歯磨き粉の効果的な使い方についてお話しさせて頂きましたが、虫歯ができる原因は歯磨きだけでありません。

他にもいくつかの要因が重なって虫歯は発生します。
ぜひ担当の衛生士さんと答え合わせをしてみて下さいね!!


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