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口腔機能

こんにちは。
歯科衛生士の宮本です。

6月は「歯と口の健康習慣」がありましたね。
皆さん何か特別に意識されたことはありましたか?

娘の通う小学校では1週間の歯磨きチェックシートが配布されました。
今年は例年になかった項目が増えていて驚きました!

例年通りの項目は、
① 朝歯磨きをする
② 寝る前に歯磨きをする
③ 鏡でみがき残しをチェックする
④ 仕上げ磨きをしてもらう

なのですが、これに追加で

⑤     あいうべ体操10回

あいうべ体操!!
とうとう小学生が当たり前に知っている体操になったんだぁ~としみじみ感じました。

実は今年の6月から実施となった保険改定で「口腔機能」に関する項目が強化されました。
歯医者は「むし歯」と「歯周病」だけでなく、「口腔機能」も診ることが当たり前となったわけです。

誤嚥性肺炎が死亡原因の第6位に挙げられているくらい口腔機能の衰えは生死にも関わる重大な問題ですので、保険でカバーされる事になったことは本当に素晴らしい改革だと思います。
50歳以上の方は保険で検査を受けることができますので、気になることのある方はぜひご相談くださいね。

また、お子様の「口腔発達不全症」も大きな問題となっています。
「おくちポカン」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
平常時に唇がしっかり閉じられていない状態というのは、お口まわりの発達がうまく育っていない状態です。
多くのお子様に口腔発達不全の傾向が見られます。
「鼻炎」が原因となっている場合もありますが、そもそも「鼻炎」の原因へのアプローチしていますか?(長くなるので詳しくは書きませんが、根本原因を解決したいという方は、当院管理栄養士にぜひご相談ください!)
お口まわりを健康に育てるには、正しく機能を使い、良い方向へと筋肉の発達が促されることが必要です。

お口は身体の入り口です。
栄養も、空気も、悪い菌までも、お口を介して身体に入ってきます。

お口を健康に保つことが、身体が健康であり続けることの第一歩です!

「口腔機能」大丈夫ですか?

唇はとじられていますか?
ガムを5分以上かみ続けられますか?
水分がなくてもご飯を飲み込めますか?
発音がうまくできない言葉はありませんか?

まずは意識してみてくださいね。

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